正倉院にある装身具として作られた｢刀子｣の多くは、柄及び鞘の部分に象牙を材料として使ったケ―スが多いようです。そこで、以前からこの部分を漆を使ってできないものかと考えてまいりました。本年３月に沖縄県主催の工芸コンペに出展の機会がありましたのでその作品をＨＰ上にてお披露目することにしました。
この「刀子」を「琉球刀子」と命名し、愛刀家のコレクションの１つとして、お守り刀の一分として、またレターオープナー等の日常的な生活道具として（高価になりますが）所蔵していただければと願っております。一点々丁寧な作品作りに努めていきたいと思います。
今回７点展示しますが５点が販売の対象になります。
作品について
・柄の部分は木地に漆変わり塗りを施し、鞘は乾漆の技法で作り漆変わり塗りを施してあります。金具は銀を使っております。
・「刀子」の現代における生活使用形態を考えた時、ペーパーナイフとしての使用は勿論のこと、さらに具体的には、レタ―オープナーという日常的な使用形態も考えられ、それを意識し片刃もありと考えそれも製作いたしました。
・作品には、製作年月、その他の箱書等も致します。
・
作品購入ご希望の皆様へ
・購入ご希望の方は作品銘を明記の上メールにてその旨お伝えください
・郵送は郵便局にて代引きで送らせていただきます。
・代引き料金は作品の代金と郵送料を足した金額となります。
※お嫁入りした作品たちが大事にされますように。
【茶漆石目柄茶漆変塗乾漆鞘】 ・№05913-3
○ 刃 72mm 柄 121mm 鞘 158mm ○価格 売約済
【青呂漆貝模様柄乾漆鞘】 ・№051002-2
○ 刃 70mm 柄 120mm 鞘 160mm ○価格 売約済
【変り塗り模様柄石目模様乾漆鞘】 ・№051002-3
○ 刃 75mm 柄 120mm 鞘 156mm ○価格 売約済
【黒ロ色漆葉転写乾漆鞘】 ・№05805-1 鉄の展示館に出品
○ 刃 74mm 柄 121mm 鞘 160mm ○価格 売約済
【弁柄石目柄石目螺鈿入り乾漆鞘】 ・№606ts１
○ 刃 74mm 柄 121mm 鞘 160mm ○価格 売約済
【黒石目螺鈿入り柄黒石目螺鈿入り乾漆鞘】 ・№606ts２
○ 刃 73mm 柄 120mm 鞘 160mm ○価格 売約済
【青石目柄青石目螺鈿模様入り乾漆鞘】 ・№606ts３
○ 刃 75mm 柄 123mm 鞘 160mm ○価格 売約済
【青石目柄青石目螺鈿入り乾漆鞘】 ・№606ts４ 売約済
○
【緑石目柄緑石目模様入り乾漆鞘】 ・ №606ts５ ＜左片刃＞
○ 刃 71mm 柄 121mm 鞘 160mm ○価格 売約済
【緑石目柄緑石目螺鈿模様入り乾漆鞘】 ・№606ts６ ＜右片刃＞
○ 刃 71mm 柄 123mm 鞘 146mm ○価格 売約済
【石目模様重ね塗り柄石目模様重ね塗り乾漆鞘】 ・＜参考出品＞
○
<<t-top